RX-100M3 / 問題点 その2

ふとしたきっかけにより、また少しカメラに関心が湧いて来た。
と云っても、別に巷の新機種にではなく自分の所有物に対してである。
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またまたひっぱ引っ張りだした、未だに処分もされず、しぶとく生き残っている古参の”IXY 900IS”。
とにかく、写真のぱっと見では、どっちが最新高級機種なのか分かりません・・・(;`ー´)
実際には”IXY”は、ボディはキズだらけで背面のモニタも手垢でドロドロ状態なのだが実用上問題ない。
かえって本当に気楽に扱えるし、操作も慣れているのでワイフの専用機でもある。
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さて、”RX100M3″。初めて手にした時の高揚感は既になく、自然に常時持ち歩いている。
クチコミで良く欠点としてあげつらわれているこの部分だが、たしかに滑りやすい仕上げである。”IXY”だってここはツルツルのピカピカなのだが、以外や指がしっとりと表面になじむ感じで、まったく問題ない。
「さすがはキヤノン、ちゃんと分かってるな」というより「”RX100″シリーズがタコなだけ」。梨地仕上げに高級”感”がある事は認めるとしても、それをカメラの大事なグリップ部分にまで広げるなど言語道断ではある。
ただ、自分としてはそれを特に重大な欠点とは感じていない。(何しろ高価な製品なので)撮影には必ずネックストラップを使用しているし、どうしても気になるなら、何か貼ってやれば済むことでもある。
いい加減なものを貼ると台無しになるというほどのデザインでもないし。( ´ー`)
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2年間も迷った末に手に入れた逸品ではあるが、2ヶ月ほど経っての感想は当時と変わらない
最新型”ゴルフⅦ”のオーナーになってしまえば、きっと「クルマってこれで良いんだ。もう、これ以上のものは要らない。」という心境になってしまう恐れがある。
すなわち、クルマに関心がなくなると人生の楽しみがひとつ減るではないかという危惧。(´・ω・`)
いや、クルマを単なる実用品としてみるならば、今所有している”フィット”だって十分その価値を感じている。
この”RX100M3″も、そんなアブナイ心境になる事が分かっていたにもかかわらず手を出してしまったのだ。
さて、長い前置きの後で今回のお題。
究極の実用カメラである”RX100M3″の問題点とは、「小さくて軽くて薄い」事である。
何ともアホな事を書いているなぁって・・・コンデジなのだから当たり前。それがウリの製品に対して、言いがかりにしかなっていないのは承知の上や。(;`ー´)
ふとしたきっかけによって、”NEX-7″を久々に手にした時に改めて感じたのだ。
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コンデジから持ち替えると、ずしりと感じる重量感。ホールドしやすいボディに大きくて見やすいファインダーと背面モニタ。手に馴染んだ”トライダイヤル”の操作に納得・安心しつつシャッターボタンを押すと、手ごたえのある切れの良いシャッター音が。
そして、出来上がった写真のクォリティと来たら・・・あんまり変わらないんですな、これが。(;`ー´)
やっぱりスゴイぞ”RX100M3″。
・・・というオチにはならない。自称”カメラ小僧”ですからね。かなり遅れて来たのは置いといて。( ´ー`)
「良い写真を撮るぞ !!」というモチベーションを沸き立たせるてくれるのは圧倒的に”NEX-7″。そのサイズや重量そのものが「よし、撮るぞ」という、心地よい緊張を生む。
“RX100M3″は、どうしても気軽にパシャパシャとなってしまうが、それも当然すぎるほど当たり前の事ではある。
さらなる高画質を求めるならば、”フルサイズ一眼レフ”となるのだが、自分は今のところ全然関心がない。
“NEX”と”RX”の品質に何の不足も感じていないためである。自分の目標はあくまで”作品としての写真”だから。
カメラそのものに対する関心が薄いのなら、”写真小僧”に改名すべきかなとも思ってみたりする秋の夜長です。

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