SONYデジカメの宿命(?)背面モニタ画面劣化の持病に挑む

NEX-7 10年目の初メンテナンスは背面モニタの復旧

2012年4月購入の「SONY NEX-7」。ふと気がつけば10年過ぎていた。
今はなきミラーレス一眼カメラの名器である。普段遣いはほぼ iPhone SE に取って代わられたとはいえ、エースの地位はゆるがない。小さな不満はいくつかあるが、苦手な環境では使わないようにしているので欠点ではない。
個人的には最高の逸品であり買い替えなどさらさら考えない。
良いものを長く愛用する、十分大人になったもんだと感慨深い。さて。困ったことが起きた。

ベルトが長年の愛用を示している
ついに持病発現

精製水でクリーニングした後、以前から気がついていた液晶シール端部のわずかな浮きがりを直してやろうとして慎重に剥がそうとしていたら、こんな惨状になってしまった。😫
調べてみて周辺部に泡状の浮きが発生するのはSONY デジカメの持病と分かったが、さてどうするか。
新しいシールドを買う前にやることがある。どうせ元に戻らないなら一度完全に剥がしてみよう。

右半分の特に大きな浮き上がりの原因が判明した。これじゃあ密着するわけがない。
保護シートは二重構造になっていてのだな。
先輩に聞いてみたら、”極薄両面テープ”だろうとクールなアドバイスがあり、思い切って全面剥がしを決意。

完全に新品状態になった

端部から慎重に丸めて剥がしていくという作業だが、やってみたらカンタンだった。ハードタイプの保護シートは精製水で完璧にクリーニングしたので正に新品状態に蘇った。さいわい画面には粘着力が少し残っている状態なので、ていねいに保護シートを元通り貼り付ければ問題なく固定された。つまりコストゼロで初のメンテナンス完了となった。
こんなことなら最初から両面テープなんか止めとけという意見もあるようだが、あえて二重構造にするのはメーカー側にもそれなりの事情はあるようだ。
そんなことはどうでも良くて、モニタが完璧にきれいになってくれたのは嬉しい。
その他の不具合はまったくないので、あと10年は使えるな・・・おそらくカメラの物欲は起きないはず・・・

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