PLフィルターふたたび

ブログを長くやっていると「アホな事書いてるなぁ・・・」と後で恥ずかしくなる事が多々ある。
しかし、加筆訂正は日常的に行なっているが、一度載せた記事は基本的に削除しない方針なのである。
※よほどの事がない限り・・・( ̄Д ̄)
今思っている事は、このところ載せた写真について「見たままのイメージ」という表現を多用している点である。
単なる記録写真ではない”良い写真”を目指すなら、「見たまま」ではなく「感じたまま」のイメージにしなければならないのが自明の理である。という鉄則を忘れがちなので、今一度肝に銘じておこう。
ホワイトバランスや露出をいじって”紺碧の空”を描くのはどうしても不自然さを伴うので極力避けたい。

というわけで、”PLフィルター”を買いました。例えば「青い空をより青く」等を実現してくれる強力アイテム。
南アルプス八ヶ岳を望む関東の平野部などとは異なり、実際問題として「抜けるような青空」なんて、考えてみれば年に数日しかないと云っても過言ではないくらいに汚い関西地方の空の環境では必須アイテムでもある。
ところで「この写真、前にも見たことがあるぞ」と閃いた人はエラい。ほぼちょうど一年前にも同じような事を書いていたのである。この時買ったフィルターと今回のフィルターは同じ製品なのです。62mm → 49mmと経が違うだけ。
同じものを買うはめになった理由は、前回のフィルターが 62mm経で、ズームレンズと共に売却してしまったため。
現在の”Eマウント”規格の所有レンズはすべて単焦点の”20・24・30・50″mmで、フィルター経は 49mmで共通。
さて、今回はどの製品にしようか。と迷うまでもなく、比較的高級品である”ZETA”シリーズを再び採用。

PLフィルター、もっと安い製品はいくらでもあるのだが、現在ほぼ常用レンズと決めかけているのが”SEL20F28″。
基本性能は開放 F値2.8と、以前の定番であった”SEL24F18Z”の F1.8よりも一段劣るのだ。
そして、PLフィルターだって、レンズの一種。やはり明るさは価格と比例しているようだ。ケチる事は出来ない。
定番レンズを変更したためにただでさえ暗くなっているのに、更にフィルターで暗くなる事態は最低限としたい。
さて。今回の記事に載せた写真だが、一枚目はフィルターなし、二枚目はフィルターを装着してフィルター効果を最大に効かせた結果である。一見したところ大差がないようにも見えるのだが、同じレンズ(“SEL20F28”)を使用して、どちらも”ISO=200、EV 0″としたら、一枚目のシャッタースピードが 1/15秒で、二枚目が 1/8秒となった。
とはいえ、夜の室内でしかも最低限の光量しかない環境でPLフィルターの試し撮り比較なんてほとんど「意味なし」かもしれないが。(;`ー´)

“SEL20F28″に装着した”ZETA”。ほとんど真っ暗けやし、純正でない弊害か、レンズフードを装着出来なくなった。
しかし、そもそもPLフィルターが付いたのならフードなんて要らないのかもしれないなぁ・・・
う~ん、それにしても、こんなんでちゃんと撮れるのだろうか・・・続編を乞うご期待。( ´ー`)

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    早速ですが、訂正をお願いいたします。(笑)
    残念ながら関東の平野部から南アルプスが望める場所はありません。
    勿論、北アルプスも中央アルプスも見えません。
    唯一、そちら方面(西側)に見える山脈としたら八ヶ岳くらいです。(山頂部のみですが・・・^^;)
    よろしくお願い致します。

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    PASS: 19619ead4e58e15382b8d028bcfc54eb
    直しときました。
    夜中のほろ酔い気分で、しかもおぼろげな怪しい記憶で書いてしまい、地元に方々には大変失礼致しました。
    ご指導ご鞭撻ありがとうございます。(;`ー´)

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