珠玉のレコードプレイヤー その7 / 愛聴盤が再起不能に・・・

ターンテーブルで挫折してから、”PD131+SME3009/SⅡImp”のクリーンアップ作戦は一休みとして今回は別のネタ。
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LPレコード愛聴盤のひとつである、バーブラ・ストライサンドの”ギルティ”。バーブラをハグしてるイケメンさんは、バリー・ギブ。
ちなみに、ムカシは長らく”バーバラ・ストレイザンド”と呼ばれていて、その後”バーブラ・ストライザンド”と改訂されたが、更に”ストライザンド”が、近年になって本人のクレームにより”ストライサンド”に落ち着いたというハナシを見かけた記憶もある。
それはさておき。左がライブラリとして所有していたもので、右側が2周間前に中古で買い増したもの。
買い増した理由は、所有物が聴くに堪えない状態になってしまったためである。さいわい、質の良い中古品が入手出来て救われた。
いちおうオーディオファンのはしくれなので、レコードは大切に扱って来た自負はある。つまり扱い方のせいではない。
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所有物の取捨選択を知的に行う作業の”断捨離”を常に心がけてはいるが、凡人の悲しさ。出来ているようで出来ていない。
だいいち、今年も大型テレビを買ったばっかりで「何ゆうとんねん !!」なのだが・・・(;`ー´)
そんな中で、自分の所有物の中でもクルマとともに最大の比重を占めていたLPレコードを大量処分した事があった。
10年位まえの出来事である。今の自宅への引越前に1000枚強あった枚数を300枚くらいに圧縮したのだ。
処分した理由は、CDの大量増加とデジタル音楽ファイルの急速な普及だった。そして、激しく後悔している。( ´Д`)
お宝レコードプレイヤーを手に入れて、LPレコードを聴く時間が格段に増えたのだが、「あれ? あのレコードがない。そんなバナナ !?」と驚愕する機会も増えてしまったのだ。(*´・ω・)
処分したのは、大半が軽い洋楽ポップスなどだった。大人になって聴き返す事はあるまいと考えて、それは間違っていなかったのだが、アタマがどうかしていたとしか思えないが、廃棄した中には”大人の鑑賞に堪える”ものも多数含まれていたようなのだ。
そして、まったく想定外の悲劇も起こってしまった・・・ありえない悲劇である。(。-ω-)
何と、レコードをかけると大量のブツブツノイズが発生して、音楽本体と同等かそれ以上のレベルでまったく聴けたものではない。
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発端は、最愛聴盤の一枚である非売品の”クワルテット・マイナス・ワン・ジャズ”。針が降りた直後からブツブツノイズが発生し、次第に大きくなって、演奏がノイズに埋もれた隙間から聴こえるという悲惨な状態。(*>_<*) その悲劇が次々に発生し、現存のコレクション中の半分強をチェックした結果この 7枚が再起不能状態である事が判明した。 すべて愛聴盤であり、再生回数も多いが盤面にダメージを与えるような扱いは決してしていない。 手持ちの最強のクリーニングアイテムである"バランス・ウォッシャー“でも効果はまるでなくお手上げ。(*´・ω・)
これまでの愛機だった、”デュアル721″では起こり得なかった事態である。というより、LPレコードを聴くようになってから数十年かが経過しているが、こんな事は一度足りともあり得なかった。
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というわけで、ついにはこの強力新人に疑いの目を向ける事となった・・・

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