デジタルカメラ一号機 / コダックDC40

人生で初めて購入したデジタルカメラ。手に入れたのはたしか、1996年冬だった。もちろんそんな事は正確に覚えているわけはないのだが、手元に保管しているデジタル写真の始まりがこれだったのだから間違いない。
使い捨てカメラやポラロイドカメラに対して「帯に短したすきに長し」でウズウズしていた自分にとって理想的な製品が突如現れたのだ。
1995-dc40.jpg
「憧れの」と云いたいところだが、自分にとっては十二分にリーズナブルな価格で発売され、飛びついた。
デジタルカメラの創世記で、カシオの「キューブイテン」が大ヒットしていた時代である。
自分としては、特にカメラに関心があったわけではないが、人並み程度の関心は持っていた。
そして、パソコンブームのおかげで、デジタルカメラには非常に関心があった。しかし、「QV-10」にはまったく食指が動かなった。
その理由は、たったの25万画素しかなく、それで得られる画像もまったく”それなり(おもちゃ)”でしかなかったからである。
そして、ヤキモキしている中で突如現れたのがこの「DC40」。何と 41万画素という高解像度を誇っていた。
サンプル画像をみても、「これなら写真と呼べる」というレベルに達していた。それでも使い捨てカメラとイイ勝負ではあったが・・・
デザインもカシオのようなおもちゃ然としたものとは完全に一線を画していた。
「これしかない」と飛びついた。
実売価格は記憶がないが、まぁ、当時の自分のフトコロ事情からすれば軽く買える価格だったから。( ´ー`)
タイトルの”一号機”というのは、もちろん自分にとっての最初のデジタルカメラという意味である。念のため。

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