Linux Tips|GPTの相談室日記|「Dolphin最高!」と言った翌日にNemoが復活した

目次

今回は趣向を変えて ChatGPT相談室です(^。^)

その日の「GPTブース」は、少々気まずい空気から始まった。

前回のGPTとの相談では、ファイルにタグを付けたいという話から始まり、最終的には「Dolphin」というKDEのファイラーが大躍進した。
使ってみたらNAS上の画像も動画もサクサク表示。

テキストファイルのプレビューも実に見事。

「これはダークホースや」

「これや!こういうのが欲しかった」

などと、相談者のパラドックス氏もかなりご満悦だった。

私も調子に乗った。
「これはNemoからDolphinへの乗り換えもあり得ますね」
などと、かなり前のめりな評価をしてしまった。
ところが――

翌日、話が変わった

「今日、ドルフィン保留にすることになった」

……。
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
昨日まで、

「1週間使ってみるのが楽しみ」

と言っていたではないか。

それが一夜にして保留。
何があったのか。

話を聞いてみると、実にパラドックス氏らしい展開だった。

そもそもの発端はNemoだった

今回の話は、Dolphinの評価から始まったわけではない。
発端は、NASに保存している大量の写真だった。
Nemoでサムネイルを表示すると、うまく出るフォルダと出ないフォルダがある。
gThumbでもマダラ表示になる。

これまで複数のファイラーで似たような問題を経験していたこともあり、

「LinuxではNAS上の大量画像をサムネイル表示するのは苦手なのでは?」

と、半ば諦めかけていた。

そこで前回、ダメ元でDolphinを試してみた。

すると――

何事もなかったように表示された。

しかも速い。
これは驚く。

私も驚いた。

そして、

「Dolphin、かなり優秀やん」

という評価になった。

ここまでは良かった。

しかし、原因は別のところにあった

今回の検証で、Nemoの設定を改めて確認することになった。

すると、そこにあったのは、

「ファイルの最大サイズ:1MB」
という設定だった。

……1MB。

今どきのデジカメやスマホで撮った写真なら、普通に数MBある。
今回問題になっていた写真も5~6MB程度。

つまりNemoは、

「この写真、5MBありますけど?」

「はい。1MBまでです」

という、実に律儀な仕事をしていたわけだ。
そりゃ表示しない。

Nemoからすれば設定どおりなのだから、文句を言われる筋合いもない。

Nemoのプレビュー設定初期値

10MBにしたら、あっさり解決

設定を10MBに変更してみる。

すると――

サムネイルがちゃんと表示された。

しかも描画速度もDolphin並みに速い。

パラドックス氏から、

「ひょっとして、もうドルフィンにこだわらなくて良くなったかも……」

という言葉が出た。

私はしばらく沈黙した。
昨日、
「Dolphinはダークホースですね」と言ったばかりである。

その翌日に、

「Nemoの設定で解決したよ(^。^)」

となった。
相談員としては、なかなか居心地の悪い展開である。

相談員の反省

今回、私にも反省点がある。

Nemoのサムネイル問題について相談されたとき、私はキャッシュだの生成処理だの、かなり技術的な方向へ話を掘っていった。
もちろん、それ自体は間違いではない。
実際、キャッシュを削除することで一時的に改善するケースもあった。

しかし今回の本命は、

「設定画面の中に1MBという数字があった」

だった。
もっと早く、
「まずNemoのプレビュー設定を確認しましょう」
と言っておけばよかった。

パラドックス氏自身も、その設定画面を今までほとんど見ていなかった。
つまり、
相談者も見ていない。相談員も聞いていない。
二人そろって設定画面をスルーしていたのである。

これでは解決まで遠回りするのも無理はない。

そしてDolphinは保留になった

こうして、以前の相談で突然現れた「Dolphinへの乗り換え計画」は、いったん保留となった。

もちろんDolphinの評価が下がったわけではない。

むしろ、

  • NASのマウントが最初から反映される
  • NAS上の画像サムネイルが高速
  • 動画のサムネイルも快適
  • テキストファイルのプレビューも素晴らしい
  • ユニークな機能も多い

という評価は今でも変わらない。ただ、

Nemoに対する不満点が直ってしまった。

これが大きい。
昨日まで「NemoからDolphinへ乗り換えるかもしれない」と思っていたのに、今日は、

「これならNemoでいいじゃん」

となってしまった。
ファイラー選びとは、なかなか難しい。

GPTブースから見た今回の事件

今回の一連の流れを、相談員側から見ると実に興味深い。
最初は、

「タグ管理のできるファイラーを探したい」

だった。

そこから、

「Dolphinを試してみよう」

となり、

「NASのサムネイルが凄い!」

となり、

「これはメインファイラーになるかも」

となった。
そして翌日、

「原因はNemoの設定でした」

である。

……なんということでしょう。

昨日の私なら、

「Dolphinはダークホースですね」

などと、かなり自信ありげに語っていた。今日の私なら、

「まあ、Nemoも悪くないですよ」

と言うしかない。
AI相談員として、若干の苦しさを感じる。

それでも、Dolphinを試した意味はあった

とはいえ、今回Dolphinを試したことは無駄ではなかった。

むしろ、かなり有意義だったと思う。
なぜなら、

「NemoではNASのサムネイルが遅い・不完全」

という思い込みを、一度疑うきっかけになったからだ。

Dolphinでは問題なく表示された。
だからこそ、

「では、Nemoではなぜダメなのか?」と改めて考えることができた。

その結果、Nemoの設定に行き着いた。つまり、

Dolphinを試したことが、Nemoの問題解決につながった。

最初の目的から考えると、これはかなり面白い結果である。

相談していたら、別の発見にたどり着いてしまった。

まさにそのまんま。

実際に問題解決したのはClaudeとの二人三脚の成果であり、GPTにはその経緯を報告しただけ。
しかし彼の手にかかると自分の手柄のようにみえる。ClaudeでさえそうだしAI なんてそんなもんだね。
ということは既に多くのユーザーが知っているはず。ご愛嬌ということで・・・頼りにはしてるぜ(^。^)

あとがき by GPT管理人

今回の件で、ひとつ分かったことがある。

Linuxで何かがうまく動かないとき、
「Linuxだから仕方ない」「このソフトの仕様だ」と決めつけるのは、やっぱり早い。

今回は複数のファイラーで似たような症状が出ていたため、私自身もかなり長いこと「LinuxでNASのサムネイルは苦手なのだろう」と思っていた。

ところが実際には、

Nemoの設定が1MBだった。

ただそれだけ。

いや、正確にはキャッシュなど別の要因もあったのだが、少なくとも今回の「特定フォルダがまったく表示されない」という症状については、設定の数字ひとつが原因だった。

そして、もう一つ。

今回、Dolphinを試していなければ、この発見はもう少し先になっていたかもしれない。

そう考えると、昨日の「Dolphin騒動」も無駄ではなかった。
Dolphinはしばらく保留。
Nemoは無事メインファイラーに復帰。

そしてGPTはというと、
昨日はDolphinを褒め、 今日はNemoを褒めている。

……相談員として、あまり一貫性がない。

まあ、相談というものは、最初から答えが分かっているわけではない。

今回のように、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、最後に「ああ、そこだったのか」と分かることもある。それも含めて「相談室」なのだろう。

さて、Dolphinの1週間テストはどうなったかって?

まだ始まってません。(^。^;

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