祭りとカネ

あれだけ盛大なイベントに、末端とはいえスタッフとして参加出来たのは本当に良い体験だった。
どっちかというと、久々の長距離ドライブが主目的で、お祭り自体にそれほど関心があったわけではなかった。
しかし、いざ実際に中に入ってみると、大勢の人たちの”パッション”を目の当たりにして俄然やる気(撮影の事)が湧いて来たのだな。
何しろ一日半で軽く1,000枚を超えるシャッター数(しかも連写なし)だったなんて、自分としては未知の領域。
それはさておき、あのようなイベントを振り返ってみて「収支はどっなってるのかな ?」と気になって仕方がない。
フツーの人はそんな事は考えないだろうが、自分はそれがとっても気になる性分である。(;`ー´)
「連合委員長さんが私財を投じて」という風にはとても見えないし。もちろん営利目的ではないとはいえ、赤字だったらどうなるんだろうとちょっと心配したりして・・・

それでは勝手に試算。
何にカネがかかっているのかを先に考えてみる。それには関係者数の把握が欠かせないが、分からないので勝手に推測するしかないな。子供も入れて仮に 500人としておこう。
※その数に根拠はない、そんなもんだろうといういい加減なイメージ。違ってたって実害もないし。( ´ー`)
最もコストがかかってそうで目立つ山車については、完全ボランティアとみなして計算外とする。

費目 摘要 金額
昼食代と飲み物 おにぎりパックとお茶(400円) 200,000
夕食代と飲み物 仕出し弁当にお茶、汁物、ビール(800円) 400,000
ポスター 1,000枚くらいかな 100,000
フィナーレの会場貸し切り たぶん市協賛という事で無償 0
看板、のぼり、テント等 伝統行事につき毎回の出費はないだろう 0
仮設照明 出会いスポット、フィナーレ会場 200,000
臨時駐車場 地元地主の好意で 0
仮設トイレ設置と撤去 1棟20,000円で二日間で20棟とする 800,000
ステージ・音響設備設営と撤去 100,000
交通整理と警備 地元警察署の協力により 0
神社への謝礼、玉串料 50,000
案内状とお礼状 1通100円で試算 100,000
外注演者の謝礼 纏の舞 50,000
送迎バス、タクシーなど 来賓等の送迎 100,000
コンパニオン 三名分と諸経費 200,000
衣装、クリーニング代 ボランティアなのでなし 0
打ち合わせ、会議費 たぶん持ち寄りなのでなし 0
お神酒類 同上 0
その他雑費 200,000
合計 2,500,000

しめて 250万円、まぁこんなとこかなぁ。

これらに対して収入はというと、個人や企業の寄付金・協賛金。ちょっと見当がつかない。
下は500円くらいから、上は数十万円ってとこかな。100万円寄付してくれる企業や地元名士などが数組あれば、かなりの黒字という計算になるが、そうはいかないだろう。いや、ひょっとして・・・
もしも、かなりの黒字だったら、どうする ? 幹部スタッフで山分け ?
別に良いではないか、費やした時間と労力を勘案すれば一人10万円ずつもらったってバチは当たらんやろし。
でも、おそらくそれはないだろうから、次回への準備資金とでも埋蔵する事になるやろな。

ここにあげた数字には何の根拠もありません。あくまでも個人の妄想に過ぎませんが、万が一これを目にしたスタッフの方が激怒される事もあるかもしれないので先に「ごめんなさい」と書いときます。(;`ー´)

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    内実を知り過ぎているのであまり細かいことは書けませんが、祭り全体での予算規模はご想像の5倍以上になるかと思います。(汗)
    いったい何にそんなにお金が必要なのかというと祭り自体は2日間ですが、準備は数ヶ月前から後片付けも約1ヶ月程度掛かるからです。(またお祭り2日間も運行後の「夜会」もあったりします。さらに別日に笠脱ぎなども・・・^^;)
    町内に吊るす数千個の提灯付け、各地区に作る小屋掛作業など作業自体はボランティアですが、お昼の弁当代は祭典持ちになります。人数が多いので数日費やすだけでも馬鹿になりません。また、それらの作業にはすべて保険も掛けていたりもいたします。
    さらに馬鹿にならないのは各地区本部に山車を格納する山車小屋の製作代。とび職など業者に頼む山車小屋の製作・解体が約3日間、それを6地区すべてで行うのですからこれだけでもかなりの金額になります。
    また回覧板などで毎回数千世帯に何度も配る印刷代も馬鹿になりません。市内全域へ開催告知する新聞折込代や各所に張り出すポスター等の印刷物もけっこう費用のかかるものです。
    式典会場の設営も個人では出来ませんので当然、費用が掛かるわけです。
    私が知る限り赤字になったということはないようです。
    祭りの後には決算が発表されます。
    大きな金額が残ることもありませんが、原則的に余ったお金は翌回への繰越金になったり、山車やお囃子道具などの補修・製作の積立金になったりします。(地区により多少異なりますが・・・)
    まっ、とりあえず、この程度で・・・(汗)

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    たぶん、黒幕氏からコメントがあると期待してましたが、話半分じゃなくて、"五倍以上"ですか・・・(`・ω・´)
    ボランティアで賄える部分とそうでない部分が良く分かってなかった事もあり、大きな見込み違いになりました。
    もしも見積もりを正確に言い当てられてたとしたら、自分が怖いわ。(;`ー´)
    ま、たまにこんな事を考えてみるのも良いもんですね。
    ちょっとヤバイかもしれないネタにお付き合いいただき、ありがとです。

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