“カリタ”デビューと自宅コーヒーのコスト

カリタのコーヒーフィルター

コーヒー探求の道は始まったばかりだが、趣味がひとつ増えたわけでとても楽しめている。
器具も材料も、クルマは言うに及ばずカメラやオーディオなどとは二桁くらい安い。こんなカネがかからない趣味は自転車以来。😉
元々が日用品なのだし、失敗したってカネの面では痛くも痒くもなく、実に気軽に色々と試せる。器具についてもとりあえずは手持ちのもので済ませて来たが、ずっと気になっていたのが「一杯用」ドリッパー。今回は”カリタ”です。”メリタ”で特に不満はないけどやはり長年に渡りしみついたカリタ式の淹れ方が好みなので、せっかく新たに買うので純正品とした。
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「ムダに大きい」状況だった従来品より二回りくらいコンパクトになったが、このサイズで2杯分淹れる事も出来るのでもう十分。
これがまた、安いのなんのって、計量カップも付いてきて250円ですわ。純正40枚入りフィルターも150円二個で300円。
“ドリッパースタンド”は110円で済んでしまったし。ホンマにありがたい趣味が出来たわ。😊
安楽だったメリタの時より手間は増えるが、既に趣味の領域に入っているから味わえる、この”程よい面倒くささ”を大事にしたい。
「今度はもっと上手く淹れてやるぞ !」というモチベーションが生まれるからね。
さて、基本的に一日に二杯は飲んでいるのだが、コーヒー豆そのものもいかに安いとはいえ、外出などで飲まない日もあるので年間いくらという計算は出来ない。1年間終わってみないと分からんしおそらくそんな計算もしないはず。
唯一の指標は「一杯あたりのコスト」のみ。この場合のコストとは、コーヒー豆とフィルターだが、フィルターは無視できるほどに安いので、これまでに体験した数種のコーヒー豆(粉)で比較してみた。※常用コーヒーカップの容量は約130cc
残念ながら各製品の販売単位がばらばらなので単純比較は不可能に近いが、傾向は分かる。

ブルックスと何が違うのか

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まずは、先月までずっと愛飲していた”ブルックス”のドリップバッグの4定番品の一杯あたりの単価を比較してみようか。
ドリップバッグ15袋(150グラム)分購入の場合の例では、左から”大地のケニア・AA”54円、”キリマンジャロ”75円、”コロンビア”64円、”グァテマラ”75円となる。
実際には大量注文していたので、各々20-30%程度安くなるのだが、他製品との比較がしにくくなるのでそれは無視。
※コーヒー豆はたいがいが200-250g単位の販売なので、あくまでも「一杯あたり」で合わせないと比較の意味がなくなる

「スペシャルティコーヒー」初体験は衝撃の旨さ

次は、珈琲趣味のきっかけとなった”ロクメイコーヒー”さんの”スペシャルティコーヒー”で一番安い”ロクメイブレンド”の例。
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写真のものは100gの3袋セット。単品製品のサンプル写真がないので今はこれで代用しておく。250gのものは1,728円なのだが、ここの豆で淹れられるのはわずか17杯分と指定されている。使用単位がブルックスの2倍近く😅、計算上は一杯あたり101円
使い始めはそれが分からず、2杯分で20g程度しか使わなかったため、いくら何でも味が薄すぎというのを二度ほど失敗して高価な豆が無駄になってしまったのだった。袋のどこかに注意書きがあったのに気が付いてなかった・・・
ブルックス製品とは思っていたほどの大差にはならなかったが、ロクメイさんは250g以上の設定商品がないためこうなるのだ。
500g袋がないのはおそらく鮮度の問題を考慮されているのだと思われる。
きっと、オーダーすれば指定の量でパックしてくれるだろうけど。今度ロクメイさんへ買いに行ったら聞いてみよう。
ちなみにブルックスは大量買いすれば格段に安くなるため、単価は2.5倍程度にまで開くのでまぁ納得の価格差か。
自己評価では”ロクメイコーヒー”の方が完全にランクが上だが、そもそも「豆と粉」という形態ばかりでなく鮮度にも圧倒的な差がある事を考えると、きちんと淹れれば少しは味覚能力が向上した今でも納得のコーヒーが出来るブルックスの完成度はすごいわ。
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そして、先日登場した問題の”メガドンキのキリマンジャロブレンド”。500gで745円だが、説明にある10gでは薄味過ぎてとても足りず、12gで使用している。すると約41杯分となるので一杯あたり18円か・・・
スーパーで売られている豆製品としては特別安いわけではないが、”スペシャルティコーヒー”の5分の1程度。そんなもんやね。
しかし、これほど安くても、丁寧に淹れればテキトーに淹れた時のブルックス製品と遜色ない美味さになった。
これよりも更に安い製品はいくらでもあるが、さすがにもう十分。これ以上の安さを追求する気はさらさらない。今のところは。
味覚という官能の世界なので、5倍とか10倍の価格差があっても、旨さの差はそれに見合うくらいの比率かどうかは評価不能だし。
とにかく、これまでに書いて来たコーヒーの旨さに関わる要素はまだまだあり、実に楽しみ。ちょっとずつトライしていきます。
今は同一の豆を同一の条件で挽いて淹れても、淹れるたびに味が異なってしまうというレベルなのでシュギョーの楽しみは長い。
さて。味と旨さのイメージを的確に表現する文章力がないのでやめておくが、珈琲の旨さについて”フルーティー”という言葉があり、それを自然に体験できるのは”スペシャルティコーヒー”のみとだけ書いておこう。( ´ー`)

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