マツダ アテンザ 25S L Package

アテンザは、セダンもかなりカッコイイです。特にこのボディカラーは、メーカー一押しのレッドメタリック。
さすがに良く似あってます。マツダ侮りがたし。国産車ばなれしたデザインセンスを感じます。

アテンザは、このように側面から眺めるのが最もよろしい。ルーフラインの後半がかなり寝ていて、4ドアクーペのようなデザインでかなり”スタイリッシュ”である。すなわち後席の居住性がイマイチではないかと思われるが、後席には座ってみなかったので何ともいえない。

正面から撮った写真をなぜ載せないのかというと、あまり気に入らないからである。完全に個人的な好みを優先しているわけですが、悪しからずご了承下さい。( ´ー｀)

試乗車は、最上級の”25S L Package”。レザーシートなども標準で付いてくるのだが、”Package”と名乗ってるにもかかわらず、2.5リッター車はすべてこの仕様となる意味不明なラインナップではある。
ところでこのシート、一見したところ良く出来たビニールレザーかと思ったが、ちゃんと本革だそうである。何でそんな事をわざわざ書くのかというと、あまりすわり心地が感心しなかったため。ふわふわでないのは良いのだが、表面がツルツルな事もあり、体をしっかりサポートしてくれないのである。
とはいえ、この辺の感覚は個人差があるので良し悪しについては控えておこうか。( ´ー｀)
“25S”のお値段はジャスト300万円であるが、シートが電動調整となる他にもメーカーご自慢の先進安全運転システムが全部付いてくるので、それらが欲しいならばかなりお得な設定かもである。
しかし、一時間ほどの試乗中には、なぜか”車線変更警告”や”低速衝突防止”システムはまったく機能しなかった。
動作をオフにするようなスイッチも見当たらないし、後で営業マンに確認したら「良く分かりません」という素直な返答でありました。大体、試乗前にはレーダークルーズコントロールさえも「危険なので操作しないで下さい。」なんて忠告してくれた事でもあるし、追求はさっさと諦めた。
営業マンさんの人柄は決して悪くは感じなかったけど、ちょっと勉強不足過ぎですよ・・・( ´ー｀)

ダッシュボードトリムは安っぽい木目調パネルなんかではなく、アルミ製の化粧パネルとなっているのが潔い。
さて、肝心の試乗レポートとしては、一言、「つまらん」( ´ー｀)
パワーに余裕は感じるし、決して遅いわけではないが、とにかく全速度域でレスポンスが悪過ぎでストレスがたまりまくって、途中で引き返そうかと思ったほど。おそらく、このクルマを買うような高齢ドライバー向けにあえてこのような”味付け”にしているのかもしれないが、自分としては運転していて楽しさをまったく感じなかった。