業績絶好調「ワークマン」のサイクルウエアを買いに行ったら残念な結果に・・・

コロナ騒動など関係なしに増収増益爆進中のご存知「ワークマン」。
職人相手の作業着専門店から、ユニクロ的なカジュアルファッションに舵を切ったのが大躍進の理由のようだ。
ちゃんとした品質で作業着並の激安価格と大好評らしい。そこで、実際にはどんなもんかと店舗にウエアを買いに出かけた。
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クルマで20分程度の「ワークマン法隆寺店」。他の店舗もそうだが、店内は相変わらずの昔ながらの作業服屋さん。
あえて撮影はしてない。親しみやすいといえば聞こえは良いが、とても今をときめく企業の店舗には見えません。
商品陳列は雑然としていて、通路では絶えず従業員が段ボール箱を開梱して入れ替え商品と格闘中という雰囲気。
“ユニクロ的”とはいっても、業態の一部を比較して評しているだけであり、ファッショナブルとは無縁の雰囲気で、大手FCチェーンとは異なる、店主任せの”ゆるい店舗管理”が強みではあるようだ。近場の数店舗をみた印象では、接客含め店主や従業員のレベル差が歴然としている。この「法隆寺」店はおそらく良い方だろう。などと勝手にエラそうな事を書くのはここまで。
梅雨明けからは本格的にサイクリング生活を再開する予定だが、所有のウエアはすべて防寒用。ポタリングは第一に汗をかくのが目的としていたのでそれで良かったのだが、さすがにとても次の夏場は耐えられそうにない。
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というわけで。しばらく前から目をつけていたワークマンの”ムーブアクティブサイクル“のLサイズをお買い上げ。
メーカーのWebカタログの写真ではすごく安っぽくしか見えないのだが実物は決して悪くないので安心した。
店で手にとってみて写真通り不細工と感じたなら買わないつもりだったのは間違いない。
いくら安い商品だからって、他のカラーバリエーション品の画質もひどい出来なのでこのメーカーの課題やな。
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サイクルウエアとしての機能性は問題なさそうだし、この背面ポケット数が6つもあるというのが最大の魅力。
コストの制約だろうが、残念ながら裏地はブラックしかない。
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メーカーの使用イメージはこんな感じ。十分すぎる収納力で、全部のポケットに詰め込んだらまともな走行が難しいくらい。(;`ー´)
もちろん、実使用時は適材適所で必要に応じて使い分けるのは当たり前だが雨天続きのためインプレッションは後日。
さて。
本題はこの品質と機能で価格が 1,500円 という事。大躍進の秘密はやはりこの驚異的な商品力。ありえない値付けである。
一見「ユニクロ」や「しまむら」でも変わらん感じはするが、これはれっきとしたサイクルウエア専用の新商品なのだ。
この分野のブランド商品からみたら5分の1から10分の1以下の投げ売りレベル。そりゃ品質はずっと上かもしれんけど。(;`ー´)
もうひとつの本題は、タイトルに付けた残念な点。何とMサイズが在庫ゼロで、陳列品はLサイズもこのホワイト一品のみ。
沢山残っているほかの商品はすべてLLと3Lばっかり。( ≧Д≦)
ま、人気商品では良くある事なので仕方ない。注文だけしとこうかとスタッフに依頼すると、何と「注文不可なので・・・申し訳ありません」と恐縮された。爆売れのため、本部からの割当品の入荷するめどがまったくたたないらしい。
一瞬耳を疑ったが仕方ない。そこで、親切な店長が近隣の5店舗に問い合わせてくれたが、すべて完売で同じ状況らしい。
ないと分かるとがぜん欲しくなるのは人情というもの。少しゆったりだが妥協してLサイズを買ったのだった。何しろ1500円だし。
3年前はフツーのTシャツと短パンでヒィヒィ走行していた事を思えばずっと良いではないか。サイクリングだからね。😌
そんなわけで、「ワークマン」の問題点は急成長企業にありがちな生産管理と在庫管理のようだ。
・・・と、たったひとつの商品の購入体験のみで勝手に断定してウサを晴らすのだった。( ´ー`)

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