ナイスカットミルの死と神対応「ゴールデンミル」さん

ナイスカットミル10年目の故障

まだまだ現役で使おうと分解清掃したばかりというのに、愛用の電動ミルが突然死した。モーターは元気なのだがわずかでも豆を投入するとグラインドカッターが回転しなくなるという深刻な症状で、しかも大型連休の初日・・・最近こんなのばっかりで。😓
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分解出来る部分はすべてばらして調べてみたが、何度調整をやり直しても改善せず自助努力は諦めた。しかし、メーカーに修理依頼するにも今(5月1日)は最悪のタイミング。で、ひらめいた。そうだ、購入店に相談しよう。自分としては珍しく、取扱説明書を保管してあり、購入店のゴム印が押してある事を思い出したのだった。
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豊中市にある焙煎珈琲店「ゴールデンミル」さん

「修理期間中に使っといて。」と貸し出してくれた小型電動ミル。
“ナイスカットミル”を買ってから10年近く経ってるしどうかなと思いつつ連絡すると「治せると思うから来れる時に持って来てみて。」と気さくな店主から快諾されて直ちにいそいそと出かけた。クルマで一時間前後の距離なのでプチドライブにもなる。
到着したのは12時半頃で店主は昼食中だったのだが、持ち込むとすぐに引き取って一所懸命に診てくれた。その結果はやはり「モーターは大丈夫そうだが原因究明出来ないのでメーカーに修理依頼しておく」となり、ミルを提供してくれたのだった。その間、やはり気の良さそうな従業員(奥様やな)が「待ってる間に珈琲でもどうぞ」と一杯淹れてくれた。旨いので品種を聞いたら”キリマンジャロ”だった。
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実測460gの”祖生(そお)米“。店主の出身地山口県の特産品のようだ。
動作確認用のためと二杯分くらいのコーヒー豆を挽いたままミルを貸し出してくれた事もあり、さすがに手ぶらでは帰れないので先程の”キリマンジャロ”200g(セール中で750円!)を買うと、ニコニコしながら何とお米を渡されたのだった。
豆を買うともらえる事になってるらしい。期間限定なのだろうが、後から入って来たお客にも渡して喜ばれていた。
このお店には足を向けて寝られないな・・・😌
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ハンドドリップにも慣れてきて、自分なりのスタイルが出来つつあるが、現在の使用器具はこんなところ。サーバー代わりの計量カップは二杯分淹れる時のみ使用。ふだんは一杯しか淹れないので、ドリッパーから直接コーヒーカップに入れるようにしている。
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イオンスーパーで最近買った、ワンタッチレバーで密閉出来るお気に入りの容器。3週間以内に使い切るのでこれで十分。
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簡単ミルは挽き具合の調整などなくてボタンを押すだけで挽ける。いつもの中挽きよりかなり細かくなっている。
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きれいなコービードームを撮りたかったがタイミングを逃したのでまた別の機会に。
100円ドリッパースタンドで悦に入っていたのだが、高低差によって液跳ねが頻発するため今はダイレクト抽出にしている。
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ところで。今は3・4種の豆を使い分けているのだが・・・
驚いたことに、雑味や苦味ばかりになって廃棄するつもりだった豆が細挽きによって香りも風味も復活した。😲
2ヶ月ほどの体験により「珈琲の味の90%は豆で決まる」と思い込みつつあったので新たな発見である。
やっぱりまだまだ奥が深いぞ、と気を引き締めるのであった。

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