「オーディオマニアではありません」宣言

前回の記事で、ノイズキャンセリングヘッドフォンのWH-1000XM3音楽用としては落第点と断じていたのだが、ひょっとしてそれは「Bluetooth接続だから」ではないのかとの疑問が当然湧いてくると思われるが、そうではない。今のオーディオ用 Bluetooth 製品って物凄く高品質なのだ。
絶賛の”ベイヤーのアミロン”も同じ再生機器(iPhone7)で何度も試聴しているので、自信を持って断定出来る。
現代では、Bluetoothヘッドフォンの製品選びは自分で常用しているスマホで比較試聴可能なのでこんな事が云えるわけ。
とにかく、純粋にナチュラルでクリアなサウンドの”アミロン”と、高品質とはいえ昔ながらのワイヤレスヘッドフォンの延長のようなサウンドの”WH-1000XM3″では、勝負にならないのです。価格帯が異なるので当然といえるかもしれないが、それでは後者の価格を10万円にすれば対等の品質になるのかというと、たぶんムリだと思う。後者は雑音を混ぜることが前提の製品なのだから。
と、こんな事ばかり書いているとオーディオマニアのようなイメージを持たれるかもしれないが、自分は決して”マニア”ではない。
細部に至るまで人並み以上にこだわる性格ではないので、単なる”ファン”です。そもそもカネのかけ方も違うし。( ´ー`)
自分が定義する”マニア”というのは、「目的と手段が逆転」していて、一般人からみて常軌を逸した熱意を持つ人種
1.わずかな差異であっても、常に音質向上(本人にとっての)を求めている
2.すべてのパーツに対して異常とも思える関心を持ち、交換を実践する
※カートリッジ多数所有は言うに及ばず、各種ケーブル、電源コンセントに至るまで
3.音楽を聞きながらも没頭する事なく常に音色・音質・音響特性を気にする
4.常に新製品の情報や専門誌をチェックし、オーディオフェアも欠かさず出かける
5.部屋の大小にかかわらず、常に複数台の同機能機器を所有している
※レコード・CDプレーヤー 5台、アンプ 3台、スピーカー 5組 等々
6.収入の多寡に関係なく、機器の購入予算を最優先にする
7.レコードやCD,DVD等のソフトより遥かに大金を機器に注ぎ込み続ける
言い出すとキリがないのでここまで。要するに自分はあまりオーディオマニアが好きではないという事。
これまでの経験で何人ものマニアとかかわる機会があったが、とにかく話していてもつまらないのです。
とはいえ、もちろんそんなのは良い悪いの問題ではないし、人格否定でも決してない。
自分がそうであるように機器そのものへの嗜好や、好みの音質を追求したいという心情は理解出来ている。
ただ、その人の人柄が好きでもその人の中の”オーディオマニア”の部分が好きになれないというだけの事である。
オーディオ談義なんか聞かされてもほとんど興味を感じないのだから仕方ない。
カメラや楽器やプラモデルやクルマ等の各分野のマニアの人たちにはそんな事を感じないので、相性が良くないのは”オーディオマニア”だけかも。自分でも理由は分かりません。「ちゃんと音楽聴けよ」ってとこかな・・・(;`ー´)

気になる真空管アンプ「TUBE-00J」

2020-12-01_h169.jpg とはいいつつ、最近はこんなのにけっこう関心を持っているというと、「何じゃそれ!?」と呆れられるのかも・・・でもバカみたいに安いので、それでいいのだ。(;`ー´)
5,000円程度なのでいつでも買えるのだが、このブラックパネルの製品が在庫切れで、シルバーしかないので予約中。いつ手に入るか分からず、年内はムリかな。
何となくこれまで未体験の真空管アンプが欲しくなっただけ。
インテリアオブジェのひとつで単なるおもちゃですから。「使いみちは買ってから考える」などと書くと「それがマニアじゃないか !?」と笑われるかな。( ´ー`)

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