デロンギオイルヒーターの使い方

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イタリアの銘品である「デロンギオイルヒーター」。
実は20年間近く前からのユーザーなのだが、今年になってようやく使い方が分かったという恥ずかしいネタを披露しよう。( ;´・ω・`)
オイルヒーターの魅力は、何といっても「自然な暖かさ」と控えめな空気乾燥。
送風しなければ室内が温まらないエアコンやファンヒーターと異なり、暖炉のような輻射熱で室内の空気をじんわりと温めてくれる。
この機種は初代からの改良型で、操作パネルの中程にあるふたつのスイッチで任意にヒーターのオンオフと強弱の切り替えが出来る。
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極小書斎 & 仕事場スペースに設置している、改良型とはいえ10年以上前に購入した旧式の小型機だが今でも実力十分。問題は使い方。
オイルヒーターの良さは理解しても、小型機でも最大1200Wの消費電力である。これで一日中運転なんて出来るはずがない、と考えていた。
実際に、デロンギを使うとかなり電気代がかさむので「それくらないならエアコン!!」だと、ここ数年はほとんど使わなくなっていた。
長年、古いジョーシキにとらわれていて、狭いスペースだからと”MED”と”MIN”のうちの”MED”だけで運転していたのだった。
しかも、電気代を気にしてこまめにタイマーでオンオフをしていたのでどれだけ運転してもとにかく室温が上がらない。
とにかく、それほど外気温が低くない場合は”MIN”で運転したりもしていたのが致命的な大間違い !! これで電気代の節約になるはずなのに、実際には逆だった。( ≧Д≦)
そして、最近になって気がついた。エアコンだって同じなのだが、エネルギー弱めの運転で使い続けると本当に寒い日にはいつまで経っても室温が上がらずにずっと電気を使い続ける事になり、結果として翌月の電気代に目玉が飛び出るわけなのだ。( ≧Д≦)
そして、この冬になってようやく理解したのだ。デロンギオイルヒーターの正しい使い方を。
本来はものすごく寒い環境で一日中運転する事を前提に開発されていて、長年その地位を保っている製品である。その事実を良く考えてみた。
上の写真は、運転開始後30分ほど経ってからの状態。いったん室温が上がって設定温度に達すると、その後は何時間経過しても室内の空気温度そのものが下がりにくくなり、時々運転を再開する程度となりほとんど休止状態(電気代ゼロ)のままである事についに気がついた。(^◇^)
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そして、満を持して設置した最新の「ドラゴンデジタルスマート DDQ0915WH 」。約10畳のシアタールームなのでこちらは1500W機。
同程度の能力の旧型機では、厳しい寒さの時期には大して室温が上がらないのに膨大な電気料金が発生したために請求額をみては驚愕の繰り返しで、数年前から使用を取りやめた経緯があるがそれは使いこなせていなかっただけの事。
今はまったくの余裕運転。室温が設定温度に経ってからはやはりほとんどの時間が電気を使わないスタンバイ状態である。
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設定温度は19度で、パワーは三段階あるうちの最大能力としている。外気温5度程度なら設定室温に達するまで一時間かからない。
本体モニタ下のLEDインジケーターは三個あり、真ん中が電源オンオフを表す。これは室温が設定値を維持して消えている状態。
ついにコンピュータ制御となり、温度設定も感覚ではなくて具体的な数値で行えるようになり、リモコンも付くようになった。
まぁ、リモコンは必需品ではなくおまけに過ぎないのだが。なくても全然困らない。( ´ー`)
それでは、使いこなしのまとめ。
※大前提として、高気密の部屋である事。隙間だらけの旧形式日本家屋ではまったく実力を発揮出来ません (;`ー´)

  • 部屋の広さに応じた機種(フィン数)選定
  • 「寒くない」程度の温度設定にする
  • 最大パワーで運転して短時間で室温を上げる
  • それでも電気代が気になるならタイマーをフル活用

これで電気代を気にせずに快適暖房を享受出来るようになる。
ちなみに、”ドラゴンデジタルスマート”はヤフオクで 1万円そこそこで落札したのを愛用している。
耐用年数の長い製品なのだから新品にこだわる必要はないのだ。( ´ー`)

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