「ひふみ」の足踏み

ブログ更新のモチベーションが低下したままだった理由は、自分としては珍しくオリンピック観戦に入れ込んでいた事とは別に、ある事情によって、今月はじめからへこんでいたのだった。それまでがあまりに順調過ぎて・・・それは突然やって来た。

能天気なアタマに鉄槌が下された ! の巻 ( ≧Д≦)
ひふみ投信」の基準価額が、ようやく5万円台に戻って来て、ここ 1週間ほどは落ち着いている。しかし、今は年明けまでほどの浮かれ気分とは程遠い疑心暗鬼状態。
投資信託の時価である基準価額は、43,000円弱で始めた昨年後半から順調に推移して、1月下旬についに 54,000円を超えて以来、2月2日(金)に 54,066円であり、実に7ヶ月で投資額の 128% という好成績に浮かれていた。( ゚∀゚)
相場というものが永遠に上がり続ける事はあり得ないのはジョーシキとはいえ、これほどまでに順調だと浮かれるなという方がムリである。プロのアナリストや専門家のセンセイたちも、まだまだ上がり続けるぞとの大合唱だったのだし。(*´・ω・)
もちろん、落とし穴が待ち受けているぞという声も一部にはあったが、実際には相場の成り行きが誰にも分からないものである以上、シロートとしては実績を信じて安心している方がシアワセに決まっている。
そして、悲劇は突然やって来た。 アメリカから・・・
2月5日(月)に株式相場が大暴落して以来、「ひふみ」は相場以上の下落率だったのだ。わずか二営業日で 5万円を切る(49,459円)という大暴落。2月14日には 47,776円にまで落ちるという素敵なバレンタインプレセントになってしまった。( ´Д`)
とにかく落ち方が速すぎる !! このまま暴落を重ねて元本割れになってしまったら・・・
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しかし、投資を始めた以上決してやってはならないのが”狼狽売り”なのは肝に銘じているつもり。
相場で儲けるには”安値で買って高値で売る”以外の道はなく、”高値で買って安値で売る”のが最悪の選択なのは言うまでもなし。
ある程度、心中するくらいの覚悟をもって投資信託を買ったはずだ。今は腹をくくるしかないのだ。まだ元値まで余裕はあるし。
比較的安い相場で「ひふみ投信」を買う事が出来たとはいえ、今の最悪の水準で手放すようではやはり”愚の骨頂”。
さいわい、ここ1週間ほどは小康状態ではあるが、毎日基準価額を見ては一喜一憂というのは、成績が良い時は気分が良いが、逆の場合は本当に心臓に悪いのも間違いない。腹をくくって月に一回くらいのチェックで良いはずなのだが、どうしても気になって・・・( ;´・ω・`)
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とにかくこんな時は、長~い目で見れば今の下落など取るに足らない出来事なのだと考えれば良いのだ。( ´ー`)
ところで、最初の画像の”純資産総額”の項目の金額、ひと目でいくらなのか分かった人は日頃カネを扱う職業の人ぐらいだろう。
正解は 1314億9000万円 です。1年間で約300% と、これももの凄い好成績であります。( ´ー`)
1000毎に単位が変わってカンマ区切りにする欧米式と、10000毎に単位が変わる日本式が混在するために非常に判別しにくいのだが、統一はムリだろうから慣れるしかないのだな。(*´・ω・)
百万円単位の表記である場合は、数字 3桁で 1億、7桁で 1兆と覚えておけば何とかなるかな。
さすがに「ひふみ」が一兆円を超える日はそうカンタンにやって来ないはずだが・・・
ちなみに、この”純資産総額”。一見、大きいほど安心感がありそうなのだが、ある程度の水準(300億円くらいまで ?)を超えてしまうと、投資信託としての”高パフォーマンス”が得られにくくなるようだ。「ひふみ」はとっくにその水準を突き抜けてしまっている。
実際、現在のような水準だと、投資先企業名がガラリと変わってしまうのは仕方がないようだ。
1月の運用リポートによると、何と 1位があのAmazon! 2位がMicroSoft ! 3位が三井物産 などなど誰もが名を知る超大企業で上位が占められている。「ひふみ投信」ってこんなんだったっけ ? 状態。今のところ apple や Google の名前は見当たらないが・・・
とにかくこの種の企業だと、50%などと極端な業績の上下はないのでこれまでのイメージで「ひふみ投信」を見てはいけない事になるな。
ちょっと調べれば、はるかに好成績なファンドはごろごろ見つかるし、そっちの方で遊んでも良いかも・・・( ´ー`)

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