SHURE SE215 のケーブル交換

“SE215″のケーブルを交換する事にした。
オーディオの世界では、イヤホンのケーブル交換を”リケーブル”と呼ぶらしい。
音質向上目的だそうだが、自分がオーディオマニアのような鋭敏な聴覚を持たない事は何度も書いている通り。
「ケーブル交換で音質が劇的に向上」などという事を信じないわけではないが、そんなわけで元々関心がない。
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今回交換する目的は「長さ調整」である。”SE215″のケーブル長は実に 162cmもあるのだ。
装着するとプラグが床に届いてしまうほどのメチャクチャな長さ。ヽ(゚Д゚ )
ちなみに、以前の愛機であった”SE420″はわずか40cmという、これまた延長ケーブルなしでは使い物にならないとんでもない短さ。
さらにちなみに”SE215 Special Edition”というバリエーションモデルもあり、こちらは 116cmという適切な長さ。
まったく、このメーカーの考えている事は良く分からない。※写真右側が”SE420″
とにかく”215″のケーブルは何でこんなに長いのか。もちろん分かってはいたが、実際に使いづらい事この上ない。
少なくとも、自分では手提げバッグの中のプレーヤーに接続するというような使い方はまったくしないのである。
自分の使用状況としては、プレーヤーまたはBluetoothアダプタの位置はジャケットの内ポケットやシャツの胸ポケット、またはズボンのベルトまでである。よって、80cm-100cmが使いやすいサイズとなる。
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ケーブル交換出来るのが魅力のひとつである”SE215″。早速ケーブルの物色をしてみると、その高価な事に驚愕。
8,000円くらいから数万円のものがほとんど。アホらしくてそんなものに手を出す気にはさらさらならない。
で、良いタイミングで現れたのが”NOBUNAGA Labs TR-SE1“という製品。約3,000円である。これならOK。
ケーブル長は120cmだが、何とかガマン出来るだろう。
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イヤホン本体との接続部はこんな感じの”MMCX”と呼ばれるコネクタ。ちょっと力を込めて引っ張ると外せるし、装着するときはカチンとはめ込むだけ。世の中進歩してます。
自分でツッコミを入れとくと、3,000円の追加投資をするくらいなら、最初から”SE215 Special Edition”を買うべきなのだが、あいにくとブラック仕様のものがなかったので、やむなく”SE215″にしたわけ。
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120cmなのでまだ長いのだが、とりあえずはこれで問題解決。”SHURE”対応と称しているだけあり、先端の6cmほどは形状記憶ワイヤーとなっていて、耳の形に合わせて変形させる事が出来る。というより、この機能がないとケーブルを耳の裏側にからませる事が前提の”SHURE”のイヤホン用としては実用にならないのである。
ケーブル自体も純正よりはるかに細くてしなやかであり、これはお値打ち品であると断言しておこう。
“SE215″については、本体と人体(耳)のエージングが進んだようで、かなり聴きやすいサウンドになって来ている。
ぼんやりと聴いていると”SE420″と変わらないくらい。もちろん低域も超高域もまったく出ないので「これで満足」という域には達していないが、何とか実用レベルにはなったのでしばらく使うつもり。
さて、ケーブル交換した後の音質向上効果はあったのか !?
元々劇的向上など期待してないし、「少しクリアになったような気がする」という事にしておこう。( ´ー`)

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