レコード店に走った頃

たまたま耳にした音楽に魅了されて、どうしても欲しくなりレコード店に走った、というのは美しい記憶のひとつ。
今も、そして今後も体験することはないという事実が更にその思い出を美化する事になるようだ。
何しろラジオを聞かなくなり「町のレコード屋さん」自体もほぼ消滅してしまっているし・・・( ´ー`)

これは、”喫茶店モード”で最後に買ったCD。George Winston さんの “AUTUMN”。
たまたま入った喫茶店で流れていた”Longing/Love”という曲を初めて聞いて、文字通り魅了されてしまい、品の良いマスターに曲名と演奏者名を教えてもらって、そそくさと近所のレコード屋に走ってゲットしたもの。
単に美しい曲というだけでなく、心の琴線に触れる”癒される”という言葉がふさわしい曲だと感じた。
当時の愛車であった”ホンダ・アコード”のCMに使われるようになったのはその数カ月後だった、というあいまいな記憶がある。いや、それにしても”ボレロ”といい、あの頃のホンダのCMは冴えわたっていたな・・・
それにしても、CDを買っておいて良かった。更に心がしびれるような名曲”Colors/Dance”が入っていたから。
当時のクルマにCDプレーヤーなどなかったので、ダビングしたカセットテープを乗る度に飽きもせず聴いていた。

“ドライブモード”で買った最後のCD。Trisha Yearwood さんの “the song rememves when”。
長距離ドライブ中にたままたFMラジオから流れてきたのを聞いて一発で魅了された。
ちょっとマイナーなシンガーなので、それもこだわり心を満足させてくれる。レコード店にはまだLPレコードも陳列されていた時代だったが、当時はもうアナログレコードには関心がなくなっていたので迷わずCD。今も愛聴盤。
それでは、アナログレコードはというと・・・

“ラジオモード”で最後に買ったLPレコードがこれ。まぁ説明不要やな。( ´ー`)
珍しく自宅でのんびりとFM放送をだらだらと聴いていて、たまたま流れてきた”Thunderload”を耳にした瞬間一発でノックアウト。曲が終わって、本当にレコード店に走っていた。走っていけるほど近所にレコード店があった時代だったのだ。それにしても、音楽を聴いて身体がシビレた経験なんて一体何年ぶりだっただろうか。
当時の我が国ではいわゆる”売り出し中”の段階で、友人知人に聞いても誰も知らなかった。数年後にスーパースターになっていくのを目の当たりにして、「オレってけっこう感性がイイのかも。」と自己満足であった。
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書いてたら無性に聴きたくなった。それではいきましょう。
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イントロのハーモニカの味わいのある音色にうっとり。やっぱりレコードは不滅です。( ´ー`)

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