「でんでんタウン」シリーズは五回続く予定であったが、急速に熱意が減退した(飽きて来た)ため打ち切り。
文章だけならそれなりに書けるのだが、何しろ殺風景なだけで何の魅力も感じられない街並みになってしまい、たくさん撮ったものの、オイシイ写真が皆無に近いという事もあり、二回でおしまいである。
それでは通天閣に向かうことにしようか。

おっと、その前に”チンチン電車“を忘れてはならない。正式には「阪堺電気軌道の阪堺線」である。通天閣前の”恵美須町”と”浜寺駅前”を結ぶ、昔ながらの路面電車である。

大阪名物ではあるが、いつ廃線になるか分からないという事もあり、記念撮影をする人は結構いる。

実に100年の歴史があるそうなのだ。

しかし、年間2億円の収入に対し経費4億円というとんでもない状態が10年以上も続いているという悲惨さ。
民間企業であればとっくに消滅しているはずであるが、生きながらえているのは半官半民経営のおかげか。

ちょっとしたブームの”富山ライトレール”等の成功例とは比べるべくもなく。

新時代の路面電車である”LRT”化の案も当然検討されているようだが、頓挫状態らしい。
成功例があるとはいっても、単に新型車を投入しただけで業績が劇的に向上するはずもなく、そこには熱意と綿密な計画と官民一体の包括的な協力体制を整える事が可能であってこそである。

“老兵は消え行くのみ”といったところか・・・

しかし、どんよりした気候をものともせず、こちらの老兵は意気盛んのようである。

見よ、この堂々たる「大阪スカイツリー」( ´ー`)

いや、行ってみてマジで驚いた。通天閣通りは”キン肉マン”のポスターがあふれ、いや、それもこの際どうでも良いのだが、入場券売り場には長蛇の列。聞けば2時間待ち!!しかも、展望台に上がるにはさらに40分待ちと告げられ、一気に戦闘意欲喪失。とてもそんな根性はなく、すごすご帰る事になった。( ;∀;)

すぐ横にあった串カツ屋も大人気ですごい行列が出来ている。大阪人の熱気を感じたぞ。

ヒマつぶしに訪れただけなので、登れなくても特に失意という事もなく、のんびり散策。盆休みで閑散とした市場ものぞいてみたが、どこにでもありそうな風景に食指が動かず早々に立ち去る。

ウチのコも、ケイタイで記念撮影するようになりました。( ´ー`)

それにしても、ずっと続いているどんよりと冴えない気候が恨めしい・・・
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