BMWの豆知識 – ワイパー

日曜日というのに、朝からどんよりした空模様で、昼前から降りだした雨が終日やまず。うっとおしい一日である。
さてと。BMW車を運転していて、初めてワイパーを使った時、その合理的な仕組に感心したものである。
それは、”低速で作動している時、停車すると自動的に間欠動作に切り替わる“というもの。
極めて合理的、嬉しくなってしまった。「こんな賢いクルマ、というかメーカーがあったのだ」と。
何が嬉しいかって、強い雨でなければ、自分はそれまで必ず手作業で上の操作をして来たからである。
弱雨であっても、停車中もずっとワイパーが動きっぱなしで平気な運転者が大半かもしれないが、自分はガマンならない。
もう、これだけでBMWファンになってしまった。
ひょっとして、ドイツ車(or 欧州車)はみなそうなのかも知れないが、未体験なもので。( ´ー｀)
いや、かつて98年製の VW POLO を2年間所有していたではないか。しかし、なぜか思い出せない・・・
プジョーはどうかな ?

ワイパーレバーは右側である。世界標準との事なので仕方ない。この点は国産車が”ガラパゴス”ってわけや。
この程度の違いはすぐに慣れるとはいうものの、降車直後に国産車に乗り換えると、ウィンカーのつもりでワイパーを動かしてしまうというミスがなかなか直らないのが小さな悩みの種。
話は変わるが、今回の写真は、暇に任せて同じ構図で十数回撮り直したものである。フロントガラスの雨滴がなかなか上手く表現出来なかったのたが、最終的に露出光アンダー(-1.0)にしてようやくイメージ通りの画となった。
さて。今のクルマでもう一度困惑させられたのが「間欠ワイパーの故障(?)」。レバーは上方向に三段切り替えとなっていて、”間欠 – 低速 – 高速”の順である。間欠動作間隔の調整ダイヤルも装備。
その日は強雨というほどではなかったので、一段目にしたのだが、全然”間欠動作”にならず、”動きっぱなし”である。もちろん停車すると間欠動作にはなるのだが、一段目も二段目も同じ動作にしかならない。
ディーラーにクレーム報告しようかとも考えたが、そのうち小降りになると正常動作するようになった。
・・・てぇ事は。「レインセンサーが付いてるのか!?」運転中なので膝を叩く事は出来ないがようやく判明した。
驚いた理由は、かつて所有していた同型車(2001年)にはオプション設定すらなかったため。
それはともかく、ワイパーレバーの一段目は”間欠”ではなく”おまかせモード”となっているのであった。なにしろ、雨足が強くなると勝手にせわしない高速動作になるし。すると、ダイヤルは動作間隔ではなく、感度調整という事になるな。
操作した印象では、間隔調整にしか感じられないが・・・
で、けっきょく何を言いたいのか自分でも分からなくなって来たので、この”オートワイパー”機能はあまり自分の感性には合わない、すなわち「フツーの間欠方式の方が使いやすい」とだけ結論づけておく。
※ちなみに、その後のE90からは、オートワイパースイッチは独立して操作出来るようになっている