キッチン水栓リニューアル工事 その1

入居時から、標準仕様の浄水器付き水栓が気に入らず、キッチン女王にリニューアルを熱望されていた。
やや面倒くさい工事なので先送りしていたのだが、会社もようやく夏休みになったのでとりかかる事にした。

グースネック工事前 グースネック工事前2
施工前。浄水機能付きの高級品ではあるのだが この太くて長いシャワーヘッドが特に使いにくいらしい
グースネック工事 完了 今回白羽の矢が立ったのはコレ!!
通称「グースネック」型タッチスイッチ水栓
丸いこぶのようなボタンで給水・止水をワンタッチで
電気も使わずに切り替え出来る優れものです

熟考の末、今回選んだのは、TOTOの”TKN34PBTS“。実に定価89,250円!!という超高級品である。(・д・)
もちろんそんなカネは出せるはずがないので、ネットでしらべまくって 約4万円でゲット。これでもかなり勇気の要る買い物ではあるが、何しろ基本的に”一生もの”であるという事で決断した。実際に使用してみて、このワンタッチボタンがめちゃくちゃ便利な事が実感出来たので、価値ある買い物にはなったと自己満足。
ちなみに、ワンタッチボタンなどの付いていない普通のグースネック水栓なら2万円程度で手に入る。
ところで。水栓の取替工事なんて素人にはとてもムリ、というか普通はDIYなど考えもしないと思われるが、ホームセンターで普通に販売している事でも分かる通り、実際はカーナビと同じく、ちょっとした部材の知識さえあれば特に難しいものではないのである。というわけで実例レポート。
実は、前住居でも同型の水栓取替工事をしていたので自信満々でかかったのだが・・・
順調なら30分程度の工程が、3時間以上もかかってしまった。もちろん不測の事態が起こったためである。(´д`)
それでは、目で見る水栓リニューアル工事を。

 グースネック工事部材  グースネック工事前準備
届いた水栓部材一式と右端は別売りの専用工具 調理器具を撤去
 グースネック工事前準備 グースネック工事前準備完了
引出裏側のレバーを押せば引出が外せる 引出を外して前準備完了
グースネック工事 水栓撤去 グースネック工事 水栓裏側
まずは現用水栓の撤去。水栓根元のネジを取り外す 裏側から見た図。上面取付金具なので作業がラク
グースネック工事 ワンタッチコネクタ グースネック工事 取付金具
止水栓をしっかり締めて、ワンタッチカプラーのロックを
解除し、現用の給水ホースをキッチン上面から抜き取る
新型の上面取付型台座
この方式のおかげで飛躍的な作業効率アップが実現
グースネック工事 金具セット グースネック工事 水栓挿入
上から入れやすいような特殊形状になっている
シンク裏側の手探り作業がなくなり、実にカンタン!!
台座を付属の六角レンチでガッチリ固定して、
新しい水栓の給水ホースを順番に挿入

プロならば、ここまでの作業は15分程度であろうが、今回は約1時間以上もかかってしまった。(´д`)
まず、引出の外し方が分からず、約30分浪費。次にワンタッチカプラーのロック解除方法が分からず30分浪費。
メーカーに問い合わせようにも、盆休みに入っていて連絡不能。
続いて、家の事で困った時には近鉄不動産の網中氏・・・しかし、なぜかプライドがジャマして連絡せず。
設備業者に連絡して出張してもらってもかなり時間がかかるし、だいいちこの程度の問題が自力解決出来ずにどうする、との開き直りである。
こんな時には、ちょっと時間をおいて気分転換というわけで少し時間をおいた後、いくつも付いている引出を上から下から横からじぃーっと観察していて、ようやくロックレバーに気がついた次第。
給水ホースのワンタッチカプラーも同様である。じぃーっと見ていて”ロック”という刻印に気づいたが解除しても給水ホースが外れない。またもしばしの休憩後に取り組んだら、ロックを解除した状態でさらにカプラーを回転させる事でホースを取り外せる事が分かり無事に解除出来た。この後に現用水栓のホースをずるずると抜き取れば準備完了。

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