冷蔵庫21年目の初メンテナンス

THE 耐久消費財 ! 冷蔵庫に致命的不具合が発生

氷がない。まったくない。いくら待っても氷ができない・・・

ウチの冷蔵庫「SHARP SJ-WH38D」は2001年2月に買ってから21年目(※)になるが機能はまったくの正常で裏方として黙々と活躍してくれている。
※しかもこの間実に4回の引っ越しも経験しているのだった

名指しでSHARP製品に決めたのは前扉が右開きにも左開きにもなる”どっちもドア“という素晴らしい特長があったから。「たぶん壊れやすいかも」という不安よりも便利そうという期待が上回ったわけで、実に正解の選択だった。
とにかく引っ越しし過ぎだった我が家ではこの機能が大いに役立ってくれた。
一度も不具合がないしガタツキも起きていない。
今でも他社製品にはない機能なので特許なのだろう。
とはいえその効力は20年のはず。事実は知らんけど。
どっちにしてもこんな構造で長期間正常に使用できている事には感動さえ覚えるのだった。いやふだんはそんな事考えないのだが😅

ところで。この冷蔵庫、数日前から何となく製氷皿内の氷の量が少なくなって来たと不審に思っていたが、ある突然ついに製氷できなくなったのだ。
またしても家電不具合である。しかもよりによって真夏のこの時期に😫

実はこの製品は購入後一度も故障しないしメンテナンスなどもした事がない。
さすが国産メーカー品の信頼性品質は素晴らしい。
日頃故障も不具合もないのでお手入れなんか考えた事もなかったのだ。
そして不具合が発覚したこの日はじめて開いた取扱説明書には「週に一度は給水タンクのフィルターお手入れ」が必要と書かれているのを発見した。
でも、購入店で説明なかったし、聞いてたとしてもやらんよねフツー。
掃除機やエアコンもそうだけど耐久消費財家電てそんなもんでしょ。それにしても良く保つもんだと感動するな。😅

「いよいよ買い替えだね」と意気込むパートナーの意向を無視して、取扱説明書を良く見ると実にていねいにお手入れ方法が書かれているではないか。
実に4ページにもわたって、製氷の仕組説明からお手入れ方法に不具合時のトラブルシューティングまで明記されている。

製氷の仕組なんて初めて知ったし、さすがに意欲を触発され、不具合対処方法をすべて試みたが・・・事態は改善せず。
いやだ ! とにかく今年は不測の事態が多すぎる。この上買い替えなんてまっぴらごめんだ。😫
真っ先に疑ったのはフィルターと給水ポンプだったが、検証の結果いずれもシロだった。
ポンプの故障だとおそらく修理代は目玉が飛び出るほどになるだろう。いや修理を断られるかもしれない。
戦々恐々でメンテナンスモード中に「ウィーン」という小さなモーター音がした時には「買い替えしなくて済むかも・・・」と心から安堵したのだった。
そして、清掃できる箇所はすべて徹底的にきれいにした後、その夜は眠りについた。氷の夢を見るかもなと。
夜中に製氷皿からトレイに落ちる”カラン、コロン”という音がしないか気になってなかなか寝付けなかったが。

翌朝になってもひとつも氷がない事に落胆はしたが、ウチの場合は良く考えると夏だからって氷を使う機会はごく少ない。
晩酌の水割り以外に積極的に使うのは素麺の時くらいなので、当分の間は必要に応じて店で氷を買えば良いではないかと開き直っていた。
そして・・・

昼頃には2~3個くらい落ちていて、その数が徐々に増え、夜にはいつもどおりの量になっていた。
「やれやれ、一件落着か」とりあえず一安心ではあったが、原因不明なのが気持ち悪い。
原因不明な限りは再発の可能性もあるのだ。
そこで当初から気になっていたのが製氷皿下部の仕切りカバーのようなパーツが一部割れていた事。
それにしてもなぜこんな部分が破損 ?

製氷できない問題が決着

熟考の結果、おそらく氷ができなくなった原因はこいつだったと断定。氷の量を検知するセンサーが誤作動し「氷の量が満杯以上」と誤認して製氷機能を停止していたのだと推定した。そして「そういえば押し込んだ時バリッと音がしたような・・・」という証言も得られた。😣
冷蔵庫最下段の冷凍庫に収まりきらない食品がここに移動してくる事が時々あったのだが、さすがに心なしか大物を詰め込む事はなかったのだ。
この状態はそれほど長時間ではなく、不具合発覚時にはすでに胃の中に移動していた事もあり原因究明を困難にした要因である。

そんなわけで、この記事を読んだ方はご注意ください。
その後製氷は何事もなかったように順調です。それにしても冷蔵庫は偉大です。
あと10年は使えそうかな。😊

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